あぜ道日誌

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山形産"さくらんぼ"旬を迎える

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 梅雨の晴れ間、爽やかな空にさくらんぼのルビー色が映えます。この時期、旬を迎えた山形名産”さくらんぼ”、地元では”おうとう”とも呼ばれています。山形市郊外の園地では高級品種”佐藤錦”の摘み取り、選別、箱詰めなどの作業に追われています。佐藤錦に続いては”紅秀峰”の摘み取りです。枝もたわわに赤く輝くさくらんぼは、山形ならではの原風景です。  

(2018年6月22日 13:55)

アスク試験田(酒造好適米品種)の生育状況(6月20日現在)

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 アスク試験田(酒造好適米品種)の6月20日現在の生育状況は次の通りです。7品種の総平均値で、草丈は平年比95%、茎数は同94%、葉数は平年差-0.5葉で、平年の生育よりやや小さめとなっています。その要因は、試験田の田植えが例年より4日遅かったこと、6月10日に梅雨入りし、その後は気温2~3℃低め、日照時間も低く経過したことなどが関係していると思っています。  
 当面の対策は作溝と中干しです。作溝・中干しは、土中からの窒素の発現を抑えることで、穂を着けない茎(無効分げつ)の発生を防ぎ、根をガッチリ地中深くまで伸ばすなど、収量と品質アップには欠くことができない作業です。例年なら6月第6旬頃に行いますが、試験田ではもう少し茎数が増えてからと思っていますので、少し遅れるのでないでしょうか。

(2018年6月20日 15:30)

インドハリアナ州のあぜ道から(16)

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 インドハリアナ州カイタルから100kmほど北のPatialaの3月第1半旬から6月第2半旬までの気温の推移をご覧ください。最高気温は、5月第3半旬に入ると40℃以上に突入、5月26日は45℃を記録しています。6月に入ると、この暑さは少しは治まりましたが、それでも連日35℃以上です。
 6月14日、暑い、暑いカイタルを訪れます。「はえぬき」の生育(K1,K3)を写真ではなく、目で、手で確認するためです。なお、今回はカイタルよりさらに北の山間部シワリク丘陵のデヘラドーン(Dehra Dun)の「はえぬき」(D1)の調査も行います。ここは棚田が広がり、日本の原風景を髣髴させる地とのこと。
 次回は、写真ではなく、目の当たりにした「はえぬき」の姿を再び紹介しましょう。

(2018年6月12日 10:48)

アスク試験田(酒造好適米品種)の生育状況(6月10日)

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 5月19日に社員が田植えしたアスク試験田(酒造好適米品種)の6月10日現在の生育状況は次の通りです。草丈は対平年比104%、茎数は同95%、葉数は平年差-0.2で、総じて平年並みとみられます。
 田植え後の気象は、平均気温で2.0℃高く、積算日照時間も114%と高めで経過しました。6月10日には梅雨入り、平年より2日、去年より20日も早く、台風5号の影響でここ数日は不順天候が続くとのこと。
 生育はこれからの気象経過に大きく影響されます。生育調査は10日ごとに定期的に実施し、その結果は酒米の作柄情報として、早くタイムリーに本ブログから流します。ご活用ください。

(2018年6月11日 11:05)

インドハリアナ州のあぜ道から(15)

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     調査するサトパル氏(5月19日来社し試験田の田植えをしました)

 6月7日、カイタルから「はえぬき」の登熟状況が送られてきました。カイタルは6月に入ってから、気温が最高38℃(6/1~6/5平均)、最低25℃、平均32℃ほどの猛暑が続いています。5月下旬の最高気温43℃からみれば少しは低く推移しているようですが。
 前回(5月29日)紹介した写真と比較すると、穂は垂れ、葉は緑から黄へと褪色してきたことがわかります。試作圃場間でのバラツキは依然として大きいものの、刈り取りが近い圃場もあるようです。
 6月15~17日、カイタルとデヘラドーンの「はえぬき」と会い、登熟調査と刈り取りをする予定です。その状況は後日報告します。

(2018年6月 7日 10:44)

"さくらんぼ"色づく

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 山形の6月の風物詩と言えば”さくらんぼ”、生産量全国一を誇るさくらんぼが間もなく旬を迎えようとしています。さくらんぼは雨に弱いことから、木には一面にビニールテントが張られています。テント内の果実は黄色から赤くなりつつあります。10日もすれば、真紅のルビー色になるでしょう。
 さくらんぼを車窓に走るのがJR左沢線、地元では”ザワ線”の愛称で親しまれています。残雪の月山を背景に、植え終えたばかりの苗の緑、そして陽を反射して輝くテントにトレードマークの青い車体が映えます。
 さくらんぼ一色になる山形へ是非おいで下さい。

(2018年6月 5日 12:06)

(2018年6月 5日 12:06)

休む間もなく大豆の播種作業

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 この指とまれの山口泰弘さん、平吹正直さんは、田植えが終わりほっとする間もなく、大豆の播種作業に追われています。この日(6月4日)の最高気温は31.4℃を記録、転作田では数台のトラクタがフエーンの風に土煙を上げています。
 転作用作物として昨年まではソバが主流でしたが、本年からは全面的に大豆を作付するとのこと。品種は「里のほほえみ」、本品種は東北農業研究センターで育成された東北南部に向く大粒で、ダイズモザイクウイルスに強く、さらに豆腐用の高タンパクの特性をもっています。
 作業は共同で行われ、播種後はブームスプレーヤで除草剤を散布します。6月初めなのに真夏のような炎天の下で、日に焼けた顔の汗を拭きながら作業が続きます。

(2018年6月 5日 10:16)

"酒米の里"輝く

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雄大な鳥海山が田んぼ水鏡に映える
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酒造好適米品種の選抜圃場  JA金山酒米研究会松澤会長の出羽燦々
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白壁と杉板張りの家並みと町内の中心部を流れる大堰

 ”酒米の里金山”、朝霧が晴れ残雪の鳥海山が田植えを終えた田んぼに、その雄大な姿を表します。水鏡に逆さ鳥海を映して。いつ訪れても見飽きすることがない山里の田園風景です。そして、一歩町内に入ると、石堤を流れる山水に鯉が泳ぐ大堰、白壁の家並が青空に映えます。
 JA金山酒米研究会の今田政男さんの田んぼには、県水田農業試験場が育成中の酒造好適米品種・系統の苗が植えられています。本県の酒造好適米品種「出羽燦々」、「出羽の里」、「雪女神」はこの田んぼで試験が繰り返され誕生しています。酒米づくりに適した田んぼと美しい風景は、今年もまた芳醇な酒を醸してくれるでしょう。


 

(2018年6月 4日 10:42)

「はえぬき」・「つや姫」・「雪若丸」仲良く

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山形県農業総合研究センターにて(5月30日) 

 早いもので今日から6月、県内の田植えは終わり、苗の新葉が田んぼを吹き渡る風にそよいでいます。
 初夏の陽気に誘われるまま、山形市西郊外に立つ山形県農業総合研究センターを訪れました。田植が終わったばかりの試験田には、品種名や施肥法などの試験名を記したたくさんの白いラベルが立ち並んでいます。それらの中には、今山形県が力を入れている良食味米品種「雪若丸」を真ん中に、兄の「はえぬき」と姉の「つや姫」と仲良くく並んでいるほほえましい場面があり思わず一枚。そして先ほど行われたIWCSAKE部門で話題となった本県の酒造好適米品種「出羽燦々」、「出羽の里」、「雪女神」も。
 これら品種の特性の違いは8月初めの出穂頃までははっきりしませんが、出穂期を過ぎると丈の長さや穂の形など、立毛の姿に明瞭な品種特性が出てきます。本ブログで後日紹介しましょう。

(2018年5月30日 12:03)
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