令7年産酒造好適米の品質調査始まる
Infratec Nova(Foss) サタケ穀粒判別器
アスク品質調査室には収穫を終えた酒米産地から、7年産酒米サンプルが送られてきています。県内はもとより兵庫県産の山田錦など、サンプル数は毎年600点にもなります。
品質調査は、玄米の外観、千粒重、サタケ穀粒判別器(醸造用)よる整粒歩合、心白率、心白未熟粒歩合、胴割れ粒歩合、玄米形状、Infratec Nova(Foss)による玄米タンパク質含有率、グレインスコ-プによる胴割れ検査などです。調査点数は1日40点ほど、これから一冬続きます。
調査デ-タは下記のようにとりまとめ、生産者、蔵元、JA,酒米研究会のもとへコメントを付け送付し、品質向上への栽培法などに活用いただいています。とくに、タンパク質含有率のデータは、生産現場での施肥法の改善による品質向上の決め手になることから、その測定には細心の注意を払っています。
弊社における20年にもわたるこの取り組みは、地道ながらも酒米の品質向上に役立っている、と自負しています。継続は力なり。

2025年10月31日 09:13









