県産水稲新品種「ゆきまんてん」誕生
山形県が開発した水稲の新品種「山形142号」の名称について、吉村美栄子知事は25日、「ゆきまんてん」に決まったと発表しました。「雪のように白く、おいしさ満点、笑顔満点」、村山市の小学生が考案した名称です。
「ゆきまんてん」は鶴岡市藤島の県水田農業研究所
で2012に開発に着手、今年1月に将来的に奨励・優良
品種として期待される認定品種になりました。米は白く、粒が大きくしっかりした食感が特徴。系譜は母が「雪若丸」、父は「山形122号」で「はえぬき」のひ孫にあたります。特性は、「はえぬき」より高温耐性が強く、玄米千粒重は2g重く収量性は優ります。また、玄米品質も上回り、食味は炊飯米の光沢・外観・白さ・味が優れ、並み~優る良食味。
今年は県内29か所で現地実証栽培を行うなど、新しい県産ブランド米として、2年後のデビュ-を目指します。
2025年4月28日 11:30