アスク アグリパ-クの播種作業は社員で
デスクワ-クから離れ、慣れぬ種まき作業も和気藹々で
育苗箱を並べる(育苗はプ-ル方式) 酒造好適米品種原々種栽培の播種
桜花爛漫もあっという間に過ぎ、春の農作業真っ盛りを迎えた4月24~25日、アスク・アグリパ-クの田んぼ12ヘクタ-ルの播種作業が行われました。作業はもちろん社員で。品種はアスクが取り扱う主要品種「はえぬき」、播種機から繰り出される育苗箱はハウスに並べます。その数2500枚ほど。箱上に保温シートを被覆し、7日ほどして出芽が揃ったらビニ-ルで囲んだプールに水を入れ、25日間ほど天気を気にしながらの管理が続きます。連休中の育苗管理も社員が行います。
播種作業の傍らでは、20年間続けている酒造好適米品種の原々種の種まき、こちらは一粒たりとも他品種と混入しないよう気を使いながらのもくもく作業です。
さて、これまで20年間にわたりアスク試験田を山形市郊外本沢地区の田んぼ(この指とまれ平吹正直さん)に設置し、酒未来、龍の落とし子などアスクが独自に扱っている酒造好適米品種の原々種生産、生育調査とその情報提供等をしてきました。この間、試験田は酒米生産者・蔵元への情報提供の場として活用いただきました。
令和7年からは試験田をアスク・アグリパ-クに新たに設置し、本沢地区でのこれまでの事業はアグリパ-クにて引き続き行うことにしています。今後ともよろしくお願いします。なお試験田で20年間にわたって蓄積してきた酒米データをパソコンから取り出しとりまとめ、本ブログで紹介することとしております。
2025年4月25日 13:57