"ゆびきりげんまん"作柄を語り合う

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アスクに集った指切りげんまんと指村会長
ゆびきり品質の推移.jpg令6ゆびきり品質.jpg 二十四節気の大雪、一気に冬が訪れた12月7日、新庄市JAおいしいもがみ酒米研究会ゆびきりげんまん(指村貞芳会長)、JA関係者25名が弊社に集い研修会を開きました。IMG_8089.jpg
 ゆびきりげんまんは、新庄市泉田、萩野、昭和地区の酒米生産者で結成したグル-プで16年目になります。グル-プは酒造好適米品種"出羽燦々、雪女神、出羽の里、美山錦、酒未来、山酒4号(玉苗)、羽州誉、龍の落とし子を栽培、昨年の県酒米コンテでは出羽燦々の部で県知事賞を受賞、本年も上位入賞が期待されています。
 県内の酒米づくりでもっとも勢いのある生産者グル-プですが、本年の酒米づくりは7月下旬の大雨で冠水、そして9月の倒伏に苦労しました。そのため、上表に示したように千粒重がやや低下、タンパク質含有量はやや高めという結果でした。一方、昨年産のような心白未熟粒の発生は少なく整粒歩合は高まりました。
 グル-プは7月8~9日、大雨降る中で60数か所の青田を巡回、適期・適量の穂肥診断、猛暑に対応した地下水灌漑などの対応を講じてきましたが倒伏にはマイッタとのこと。酒米をめぐっては価格面などで厳しい
状況にはありますが、ゆびきりげんまんが栽培した出羽燦々の大吟醸酒で乾杯、絆をさらに強くした検討会でした。

2024年12月 7日 16:30