アスク試験田の生育状況(7月20日)

気象(7月中).jpg生育7月20日現在.jpg生育経過図.jpg DSC_0168.JPG
 気象経過:7月中旬の気象は、平均気温24.6℃で平年より0.9℃高く、日照時間は対平年比73%と少なく、上旬に続いてやや高温寡照で経過。
 生育経過:草丈は早生、中生ともに平年比110とやや長め、茎数はともに平年比94とやや少なめ、葉数は早生で並み、中生で0.4葉多い。葉色は並み。出穂は、極早生「五百万石」が7月17日に出穂期、「美山錦」は22日で、平年より3日早。中生品種も早まると見込まれる。
 当面の対応:①中山間(金山)地帯はいもち病の感染に好適な気象条件が続いているので、防除は穂孕期と穂揃期の2回を基本。②斑点米カメムシ類の発生が多いと予報されていることから、防除は穂揃期とその7日後の2回を基本。③水管理は、穂孕期から穂揃期までは湛水とするが、穂揃期以降は田んぼに水が溜まりっぱなしにはしない間断潅水。

む蒲原み

2024年7月19日 14:18