秋田村開村13年目、山田錦の出来栄えを見る
酒米といえば「山田錦」、「山田錦」の母方が「山田穂」、その「山田穂」の誕生の地が兵庫県多可町です。「山田穂」の由来に因んで、多可町は山田錦発祥の地を自認しています。
秋田村は、多可町中町の生産者50数名が秋田県の蔵元に高品質の山田錦を、との思いを込めて作り育む田んぼの愛称名です。村民は、生産者、秋田の蔵元、JA、アスクなどの関係者です。平成23年(2011)に開村し、本年で13年目に入りました。
猛暑も一段落した9月21日、村民の皆さんが恒例になっている秋田村の出来栄えを見て回りました。蔵人は出穂20~30日ほどの稲穂を手に取り、生産者からの生育状況をメモしながら、新酒造りへの思いを馳せ、村民は絆をさらに強くしたひとときでした。
2023年9月25日 10:43