第14回 雄町サミット盛大に

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弊社桜井専務がお祝いの言葉を 雄町の銘柄206点がズラリ
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 現在、我が国で栽培されている稲品種で最古とも言われているのが酒造好適米「雄町」、その来歴は江戸時代後期の安政6年(1859)までさかのぼります。備前国高島村雄町の篤農家、岸本甚造翁が栽培したのが始まりとされています。160年以上も前に創選された「雄町」の血は代表的な酒米「山田錦」、「五百万石」をはじめ、多くの酒造好適米品種に引き継がれています。
 全長150cmもの丈、生産者泣かせの倒伏しやすいという特性から、その栽培は一時激減しましたが、「雄町」の酒を偏愛する"オマチスト"や全国の蔵元からの強い要望と生産者のご努力で見事復活しました。
 その「雄町」が醸す酒を楽しむ「第14回雄町サミット」が主催JAおかやまなど、後援(株)アスクなどで8月1日東京で開催されました。本年は、37都道府県、121蔵から206点、山形県からは6蔵、8点が出品されました。全国から参集した自称"オマチスト"が生産者や蔵元と盃を交わしながら、尽きることのない酒談義を楽しんだ暑い夏のひとときでした。

2023年8月 3日 10:29