酒造好適米品種の生育概況(令5.7.20)

7月中旬気象.jpg
7月20日生育jpg.jpg気象経過:7月中旬の平均気温は高め、日照時間DSC_1904.JPGは少なめで経過。中山間地金山町の日照時間は少ない
(対平年比47%)
生育概況:全品種平均で、草丈は並み、茎数は対平年比82%で少、葉数は並み、葉色は並。7月20日現在の生育は総じて、茎数は少ないものの草丈、葉数、葉色は平年並みまで回復。
当面の対応:試験田の極早生五百万石の出穂期は7月20日で平年並み。他の酒米品種も中生品種まで止葉は抽出していることから、出穂は並み~やや早まるとみられる。
 出穂以降の8月の気温も引き続き高温で経過すると予報されている。出穂後10日間の最高気温が30℃以上継続すると酒米品種は胴割れ粒が発生しやすい。高温が続く場合は用水の効率的な利用を図りながら、水の入れ替えなどで水温・地温を低下させる水管理とする。フエ-ン発生が予報される場合も湛水し稲体を保護する。



2023年7月21日 11:38