この指とまれ、今年の酒米づくりへ始動

IMG_20230113_142753.jpg 1月というより春先のような天気、さあ、今年の米づくりが始動しました。山形市、天童市郊外で酒米を作る「この指とまれ」グル-プがアスクに集い、昨年の作柄を振り返り、そして今年の酒米づくりへの抱負を語り合いました。
 グル-プが手掛ける酒米は、酒造好適米品種「酒未来」、「山酒4号(玉苗)」、「龍の落とし子」、「羽州誉」、総面積16ヘクタ-ルです。「酒未来」は全国の25蔵、「羽州誉」は6蔵、「山酒4号(玉苗)」は11蔵、「龍の落とし子」は1蔵で芳醇な香りを醸しています。
 「この指とまれ」グル-プが生産した4年産酒米品質は、粒が大きい、整粒歩合が高い、タンパク質含有率が低い、という優れた酒造適性でした。これも、長年にわたる酒米づくりで培った"ワザ"によるものでしょう。
 米の生産を巡る情勢は、諸資材の高騰などで厳しいものがありますが、グル-プの今年の酒米づくりにかける心意気に期待しています。
 

2023年1月13日 15:33