ASK愛山の原々種子刈り取り
山田錦・愛山の棚田が広がる兵庫県三木市上中（小林カメラマン ドロ－ンで撮影）
ASK愛山原々種圃場にて ASK愛山の種子増殖圃場
10月11日の早朝、つばさに乗り込んだアスク社員とカメラマンが高層ビルが林立する新神戸に着いたのがお昼過ぎ、休む間もなく、酒米山田錦の最高ランク特A-aの産地三木市吉川町上中へと向かいます。アスクが上中の谷郷さんの田んぼにASK愛山の原々種生産圃場を設置して4年目になります。
6月13日に田植えしたASK愛山の原々種の稲は、遠来の私たちを待ち受けていたかのように秋の陽に輝き、刈りごろのきれいな熟色を見せています。
原々種は5系統、系統間にバラツキがないことを調査した後、系統毎に刈り取りします。1系統100株、500株を刈り取り、刈り取ったイネ株は宅急便で山形まで。到着後直ちに乾燥。脱穀、調製した種子量は15ｋｇほどになるでしょう。この原々種子は来年加東市岸本さんの田んぼで増殖し、再来年に生産者（令6）へと配布されます。
高品質の酒米生産は優れた種子からをモット－に、ASK愛山の種子を産まれ故郷の適地で生産する、アスクの変わることがない地道な取り組みです。ASK愛山の馥郁とした新酒の香りをお楽しみに。
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2022年10月17日 10:41
