晴天の下、酒米品種種子の刈り取り

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 8月の不順天候を挽回するかのような晴天の日が続いています。爽やかな空の下で、酒造好適米品種「羽州誉」の種子刈り取りが進んでいます。令和5年用の生産者種子です。種子田には、本品種のほかに、「はなの舞」、「キヨニシキ」、「龍の落とし子」、「改良信交」、「山酒4号(玉苗)」、「酒未来」が作付けされています。
 種子田の刈り取りを一手に引き受けているのが「この指とまれ」の山口泰弘、平吹正直さんです。種子生産を手掛けて18年目、種子用コンバインを巧みに操作し、異株などが混入しないよう、細心の注意を払いながらの作業です。そして手間がかかるのが一品種刈り終えるごとのコンバインの掃除です。ほぼ半日もの時間がかかります。
 ベテランによって生産される厳正な種子が高品質の酒米を育み、芳醇な酒を醸す、アスクの変わることのない信念です。


2022年9月12日 13:39