第13回 雄町サミット
挨拶する弊社桜井専務 雄町が醸す銘柄209点
現在、我が国で栽培されている稲品種で最古ともいわれている酒造好適米「雄町」、その誕生をたどれば、江戸時代後期の安政6年(1859)までさかのぼります。備前国高島村雄町の篤農家、岸本甚蔵翁が栽培したのが始まりとされています。爾来、160年以上にわたって酒造米として君臨、その血統は「山田錦」、「五百万石」をはじめ多くの酒造好適米品種に引き継がれています。
全長150cmもの丈、生産者泣かせの倒れやすいという特性から、その栽培は一時激減しましたが、「雄町」を愛する「オマチスト」や全国の蔵元からの要望で見事復活しました。
その「雄町」が醸す酒を楽しむ「第13回雄町サミット」が主催JA全農おかやまなど、後援(株)アスクなどで8月30日東京で開催されました。本年は全国163蔵から209点、山形県からは12蔵、14点が出品されました。全国から参集した自称「オマチスト」達が生産者や蔵元さんと盃を交わしながら濃醇な味わいを楽しんでいました。
2022年9月 1日 10:07