杜氏さん、雨の中酒米圃場を巡回

DSC_1538.JPG              新庄市「ゆびきりげんまん」の雪女神圃場にて
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アスク試験田、県水田農業研究所現地(金山)圃場にて
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初孫さん出羽燦々(酒田市生石)、楯の川さん「惣兵衛早生」圃場にて
 昭和62年(1987)に設立した「山形県研醸会」、県内46社の蔵元の経営者、技術者、県工業技術センタ-の研究員など91名で構成されています。会の一部門としての酒米研究班は平成11年から毎年、蔵元間の壁を超え、県内酒米産地の田んぼを巡回し、作柄を確認し合っています。
 8月27-28の両日、アスク試験田を皮切りに、尾花沢市、新庄市、金山町、酒田市の酒米生産地の田んぼを巡回、両日ともあいにくの雨、その雨をいとわず杜氏さん自ら田んぼにに入り、イネの丈、穂の数、モミの数、葉色などを調査し、今年の作柄を確認し合いました。
 8月に入ってからは日照不足が続いていることに、生産者の皆さんは、登熟の遅れと、刈り取り遅れで品質が低下するのでないか、一様に顔を曇らせています。今週も曇雨天が続くとのこと、一日も早い天気の回復を願いながらの圃場巡回でした。
 

2022年8月29日 11:00