苗の緑、水面に映える

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アスク試験田で葉数調査をする社員

 今日から6月、5月16日に社員が田植えした試験田の新葉の緑が濃さを増してきました。田植え時に葉の数が2.5~3.0枚であった苗は5枚目の葉をつけるまでに生長しています。
 出穂するまでに主茎がつける葉の数は、品種によってほぼ決まっています。酒造好適米品種の美山錦、羽州誉、龍の落とし子の早生種が12枚、中生の雪女神、出羽燦々、出羽の里、酒未来、山酒4号(玉苗)が13枚です。ただし、その年の栽培環境(気温、施肥量など)によって0.5~1枚ほど 変動します。
 葉数が何枚であるかを調査をすることは、イネの生育の進みが早いか遅いかを知るうえで大切です。これからは、10日間隔で草の長さ(草丈)、茎の数(茎数)とともに定期的に調べて生育状況を把握します。その情報は、本ブログで流します。ご活用ください。

2022年6月 1日 11:05