GAPに取り組んで14年目を迎えて

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事務局審査(アスク)
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          圃場審査
 JA金山酒米研究会がGAPを初めて耳にしたのが平成21年(2009)10月、その2年後には34名の酒米生産者がJGAP認証(団体)を取得、酒米の生産者グループが認証を取得したのは全国いたでも初ということで、大変注目されました。
 以来、弊社の支援の下で、現在では、JA酒米研究会、米沢市、山形市、寒河江市、河北町などの米生産者も取り組んでいます。本年で14年目を迎えました。
 その本審査が6月20~23日にかけて行われました。審査で指摘された事項は軽微なものが多く、問題なく是正できるでしょう。
 その一方、GAPを推進するうえでさまざまな課題があります。その一つが、生産者の高齢化です。GAPを辞める生産者が当初より増えつつあります。コロナの影響で研修会や巡回の機会が少なくなり意識が低下したというのも重なりました。
 今後の取り組みは新規生産者を増やすことはもちろんのこと、既存生産者の意識向上のための訪問回数を増やしたり、生産者集会を実施するなどの対応を計画しています。
 

2022年6月28日 14:39