開村12年目を迎えた秋田村で田植え


DSC_1470.JPG        田植えを終えて
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 蔵人さん、慣れぬ手つきで
 酒造好適米品種"山田錦"発祥の地兵庫県多可町、梅雨入りし雨が降りしきる田んぼに赤く染め抜いた秋田村の幟がひときわ目立ちます。
 秋田村は多可町中町の酒米生産者50数名が秋田県の蔵元に高品質の山田錦を、との思いを込めて作り育む山田錦の田んぼの愛称名です。村民は、生産者、蔵元、JAなど関係者の皆さんです。平成23年(2011)に開村し、本年で12年目を迎えました。
 6月14日、秋田村には秋田県の蔵元、生産者代表、JAみのり、全農兵庫、多可町、そしてアスク社員の関係者が参集、雨の中で山田錦の田植えを行いました。この田植え行事は、開村10年目の記念に行う予定でしたが、コロナのために中止の憂き目に遭いました。でも、ぜひとも田植えを、との村民の思いは深く、2年遅れで実現。
 生憎の雨の中、時折吹く強い風のなかでしたが、蔵人の皆さんは生産者のアドバイスを受けながら、慣れぬ手つきで田植えを終了。
 村民一同記念写真に納まりながら、心は早くも刈り取りへと思いを馳せていました。"雨降って地固まる"、村民の絆が一層強まった思い出深い田植えの一日でした。

2022年6月16日 12:17