アスク試験田、社員の田植えで賑わう

DSC_1372 - コピー.JPG 田植えを終え「米の山形酒の国」を背にポーズ
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田植えは段取り八分  社長のあいさつ後一斉に田んぼへ

 16日、山形の朝は冷え込みましたが、アスク恒例の社員による田植えが試験田で行われました。段取り八分、若手社員のてきぱきとした準備作業、十四代高木酒造のご夫妻と社員の皆さんも駆け付け、いつもの賑やかな微笑ましい田植え風景です。
 試験田に植えたのは酒造好適米「羽州誉」、「龍の落とし子」、「山酒4号(玉苗)」、「酒未来」、「改良信交」、「酒の華」、「キヨニシキ」、「はなの舞」、「雪化粧」の原原種(元タネ)です。いずれの品種もアスクが独自に生産しているものです。元タネの生産ですから、苗は一本ずつ他品種の苗とは混ざらないよう、緊張感をもって、丁寧に植えこみます。苗の葉は3枚で、植えやすい丈に育ちました。
 試験田には原原種以外に、県内で広く生産されている酒造好適米品種「美山錦」、「出羽燦々」、「出羽の里」、「雪女神」 に加え、「羽州誉」、「龍の落とし子」、「山酒4号(田苗)」、「酒未来」の生育、収量、品質などの作柄を調査する「酒造好適米品種特性比較」を設置しています。調査結果は、酒米の作柄情報として本ブログからタイムリ-に流します。活用ください。
 試験田は平成17年に設置し19年目、ここで生産した厳正なタネは芳醇な酒を醸し続け、また、この間に蓄積した調査データからは多くの有用な知見が得られています。今後とも、試験田の充実を図るべく社員は意欲満々です。


2022年5月17日 10:13