苗生育順調に

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2.0葉に生育した苗に追肥 順調に生育するアスク試験田の苗
            (後方の苗は羽州誉)
 4月16日に播いたアスク試験田の苗は21日に出芽が揃い、2.0葉にと順調に育っています。出芽したばかりの苗は、従属栄養といってモミの胚乳(玄米)養分に依存して生育します。苗の葉数が2枚ほどになり根数も増加すると、自らの根で土の養分を吸収します。これを独立栄養と呼んでいます。今がちょうどその時期に入っています。
 育苗土には箱当たり窒素、リン酸、カリの3要素とも成分で2グラム入っていますが、根がこれらの成分を吸収できる前に、即効性の窒素成分で1グラム追肥すると独立栄養にはより効果的です。
 追肥は硫安を水に良く溶かし、如雨露で丁寧に散布しました。保温マットは夜もかけないで苗を外気に慣れさせます。アスク試験田の田植えは5月16日に予定しています。それまで、連休中も社員による周到な苗代管理が続きます。

2022年4月26日 11:37