18年目を迎えたアスク試験田"タネまき"

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原原種を系統ごとに播く
 アスク試験田は18年目を迎えました。今年のタネまきは桜花爛漫を眺めながら、とはいかず残念ながらの雨、花冷えのもとでの作業です。4月16日、社員が慣れた手つきで、酒造好適米品種「羽州誉」、「龍の落とし子」、「山酒4号(玉苗)」、「酒未来」、「改良信交」、「酒の華」、の原原種、「美山錦」、「出羽燦々」、「出羽の里」、「雪女神」などの作柄、品質調査用品種の種子をまきました。
 原原種は、一品種5~8系統に分けて条播きします。原原種は元タネですから、一粒たりとも他品種と混入しないよう、細心の注意を払いながらの作業です。
 アスク試験田は平成17年にスタート、この間休むことなく、種子生産と酒米の作柄情報を本ブログを通じて逐次提供してきました。酒米をめぐる情勢はコロナ下で厳しいものがありますが、18年目の今年もよろしくお願いします。
 隣の作業場では、この指とまれの平吹正直さんらの山形ハーベストの皆さんが大勢でで手際よく作業を進めています。3日間で酒造好適米「羽州誉」、「龍の落とし子」、一般米「はえぬき」、「つや姫」、「雪若丸」を11000箱(約55ヘクタ-ル)まくとこと。播種を終えた育苗箱は一枚一枚ずつハウス内に並べ、保温マットを被覆します。
 5月中旬の田植えまでの約1か月間、潅水、マットの被覆、除覆、ハウスの開閉などなど、乳母日傘の管理が続きます。
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2022年4月16日 11:22