1位は山形県中山町(令和3年産水稲の市町村別収量 )


令3産市町村収量.jpg令3年産市町村収量グラフ.jpg 令3年産東北ベストテン .jpg

 東北農政局がこのほど公表した管内の令和3年産水稲の市町村別収量によれば、10アール当たり収量が600kg以上の市町村は48で日本海側に多く、43市町村を青森、秋田、山形の3県が占めています。この要因として、北日本の日本海側における気象上の特徴として生育期間の5月~9月の日照時間が長かったことを上げています。
 なかでも、山形県の市町村の収量が高く、上位10市町村のうち8市町村が占め、1位が中山町で676kgです。中山町の収量は長野県安曇野市の670kgをも上回り全国トップとなっています。県全体の収量626kgも全国トップ、品質も1等米比率が93.7%(12月31日現在)と良好です。
 丑年の昨年は、米作りに恵まれた年だったと言えるでしょう。昨年初頭の本ブログで、丑年の作柄は過去11回のうち10回が豊作年であったことを紹介しました。豊作年がさらに1回加わり、12回のうち11回が豊作年、丑年は確率90%で豊作年?、はたまた出羽三山丑年御縁年の御利益?、でしょうか。
 日脚が一段と長くなってきました。冬眠から覚め、今年の米づくりに備えて活動開始です。

2022年2月15日 10:46