山形県水稲作柄「やや良」

DSC_0722 - コピー.JPG         中腹まで冠雪した月山(10月31日、山形市郊外から)
作況10月15日.png       
 明日から11月、中腹まで冠雪した月山が雲間からその姿を見せています。
 さて、2020年水稲の作柄概況(10月15日現在)について、東北農政局は山形県の作況指数が104の「やや良」と発表しました。予想される収量(単収)は前年比5kg減の622kgで、青森県に次ぎ全国2位です。
 「やや良」となったのは、田植え後は好天に恵まれ、穂数が「多い」、一穂もみ数「並み」で全もみ数(穂数×一穂もみ数)が「多い」こと、出穂後の日照時間や気温が高い状態で推移し登熟(出穂から成熟期までのもみの肥大・充実)が進んだことによると解析されています。
 また、20年産の検査結果(9月末現在)も公表され、県全体の1等米比率は95.2%、県産ブランド米は「つや姫」の99.7%を筆頭に「雪若丸」97.2%、「はえぬき」95.3%と高い値を示しています。
 高品質の山形産米、ご賞味ください。

 

 

2020年10月31日 10:15