酒造好適米品種の原々種子脱穀

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アスク社員、慣れぬ手つきで脱穀作業
 アスク試験田に作付けした酒造好適米品種の原々種子(基になる種子)の脱穀作業を9月18日に行いました。刈り取り後に好天が続いたことから乾燥・収納は例年より早く終わり、この日は9品種を脱穀しました。タネですから、他品種が一粒たりとも混入しないよう、細心の注意を払いながらの作業です。箒、掃除機、送風機は必需品、一品種の脱穀は15分ほどで終えても、その後の掃除に三倍もの時間がかかります。手間のかかる作業ですが、このことで純正な種子が生産されます。脱穀した種子は脱芒機にかけて精選し、来年に原種として増殖されます。
 田んぼでの作業は一区切りしましたが、これからは種子の調製や産地から送られてくる酒米の品質調査で忙しくなります。

 

2020年9月18日 13:27