厳しい残暑、登熟進む

DSC_0467 (2).JPG 久々に山形市郊外に姿を現した月山、残雪がかすかに見える
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厳しい残暑にアスク試験田の稲穂の登熟は一気に進む

 西日本、東日本は猛暑が続き、浜松市では最高気温41.1℃を記録しました。全国で最初に最高気温40℃越えをしたのが1933年(昭和8年)、山形市です。この記録は2007年に岐阜県多治見市で40.9℃が観測されるまでの74年間破られませんでした。その後は2013年、2018年、そして2020年と次々と40℃越えが記録されるようになりました。
 山形も中旬に入ってから気温は上昇、平均最高気温は33.4℃(8/11~18:山形市)、19日が35℃、20日が37℃と予報されています。6月は記録的な高温、7月は日照不足、一転して8月の厳しい残暑、今年の米づくりは異常気象に見舞われています。この残暑で、試験田の酒造好適米品種の登熟は一気に黄色味を帯びてきました。暑いと言いながらも、田んぼを吹きわたる風にそよぐ稲穂に涼しさを感じ、「秋来ぬと~」を実感しています。

2020年8月19日 11:33