アスク試験田の生育概況(8月20日)

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         初秋の月山(右から月山、姥が岳、湯殿山:8月21日 西川町大井沢にて)

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 気象経過:8月上旬は平均気温、日照時間ともに並み。中旬は一転して猛暑となり、平均最高気温33.9℃(対平年+3.4℃)、最低気温22.7℃(対平年+1.9℃)、平均気温27.3℃(対平年+2.7℃)、日照時間は対平年比130%。
 生育概況:出穂期は早生、中生群品種とも1~2日早い。稈長は早生、中生ともに長く、穂数は早生群が対平年比103%、中生群111%と多い。
 以上から、アスク試験田における8月20日現在の生育概況は、稈長、穂長、穂数ともに平年を上回り、とくに稈長が平年より10cmほど長いことから倒伏が懸念される。さらに、8月中旬の気温が高く経過したことによる品質への影響も。
 (注)8月1日出穂期の品種は、出穂後20日間の平均気温は26.9℃、この期間の平均気温が26℃以上になると白未熟粒が発生しやすい。 


 

 

 

2020年8月20日 12:34