酒造好適米品種の種子田の田植え
羽州誉を植える平吹正直さん 山酒4号(玉苗)を植える山口泰弘さん
山形市西部に広がる田んぼでは14日から田植えが始まりました。この日は、この指とまれの平吹正直さんが酒造好適米品種「羽州誉」、「龍の落とし子」、「改良信交」を、翌15日には山口泰弘さんが「山酒4号(玉苗)」、「キヨニシキ」、16日に「酒未来」をそれぞれの種子田に田植えしました。二人は種子生産を手掛けて15年目のベテラン、その丁寧な仕事ぶりには毎年ながら感心させられます。
田植えしたこれらの酒造好適米品種に異株が混入していないか、出穂期などの特性がしっかりと維持されているかなどのチェックのための圃場観察は欠かせません。秋に収穫、調製した種子は来年生産者の田んぼで生育、収穫され、冬には蔵元で芳醇な酒を醸します。
確かな種子生産があって、おいしい酒が醸される、アスクの酒米づくりへの変わることのない基本姿勢です。
2020年5月18日 09:45