アスク社員、五月の空の下で恒例の田植え

DSC_0063.JPG    真っ青な空の下で、社員が恒例の田植え 後方の山は月山
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 真っ青に晴れ渡った14日、アスク恒例の行事、社員による田植えが行われました。新入社員は初めての田植えとあって、泥に足をすくわれながら、いつもながらの微笑ましい光景です。
 アスク試験田は平成17年に主として酒造好適米品種の種子生産のため設置されました。試験田に植えたのは酒造好適米「羽州誉」、「龍の落とし子」、「山酒4号(玉苗)」、「酒未来」、「改良信交」、「酒の華」、「キヨニシキ」、「はなの舞」、「雪化粧」の原々原(元になるタネ)です。いずれの品種のタネもアスクが独自に生産しているものです。タネの生産ですから、他品種の苗と混ざらないよう、お互いが三蜜をさけ、賑やかながらも緊張感をもって、苗を一本ずつ丁寧に植え付けました。
 試験田にはタネの生産のほかに、県内で作付けしている酒造好適米品種「美山錦」、「出羽燦々」、「出羽の里」、「雪女神」などの生育、品質を調査する「酒造好適米品種特性解析試験」をも行っています。調査のデータは酒米の作柄情報として本ブログから逐次流しますので活用ください。
 田植えは1時間ちょっとで終了、試験田に立つ「米の山形酒の国」の看板と残雪の月山をバックに決めポーズ。コロナを克服し秋上げを期待して。
 

                       

2020年5月14日 13:49