山形県の水稲作柄、単収過去最高

                  

作柄10月15日.jpg

 東北農政局は10日、本県の2019年産水稲の作況指数が「やや良」の105、10アール当たりの収量(単収)は過去最高の627kgとなったと発表しました。
 単収は青森県と並んで全国1位。これは、田植えから6月上旬にかけて好天に恵まれ「分げつ」が多かったことから、もみ数(穂数×1穂もみ数)が多く、また、登熟もおおむね順調だったためです。
 産米の品質は、1等米比率が県全体で90.9%(10月31日現在)、品種別では「つや姫」97.4%、デビュ-間もない「雪若丸」が97.1%と高く、「はえぬき」は90.7%となっています。本年産米の品質は、8月上・中旬の猛暑で新潟県の「コシヒカリ」をはじめ全国的に品質が低下しています。高温に強い「つや姫」が高品質をキ-プしたことは、まさに「つや姫」の面目躍如というところでしょうか。

2019年12月12日 10:01