山酒4号(玉苗)、酒と米に確かな手ごたえ

P1050264.JPG久しぶりに姿を見せた月山を背に、黄色くなり始めた山酒4号の穂波が目立つ


 初秋のさわやかに晴れ渡った9月1日、酒造好適米山酒4号(玉苗)の生産者”かほく酒米生産研究会(奥山喜男会長)の皆さんが、秀鳳酒造場(山形市)の見学と刈り取り前の圃場巡回を行いました。
 金賞蔵の秀鳳酒造場は研究会が汗した山酒4号(玉苗)を醸し続けています。武田荘一社長が用意してくれた”玉苗”、”雄町”、”山田穂”、”愛山”を早速試飲、その講評では、”玉苗”が一番”。
 続いて、河北町へと車を走らせ山酒4号(玉苗)の田んぼへ。出穂後の日照不足で登熟は遅れ気味ですが、黄色くなり始めた山酒4号(玉苗)特有の穂波は、遠くからでも目立ちます。刈り取りも数日は遅れるのでないかと語り合いながらも、研究会の皆さんは今年の出来に確かな手ごたえを感じているようです。
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秀鳳酒造場武田荘一社長から酒づくりを聞く  試飲した玉苗(左)が一番おいしいとの講評

2017年9月 2日 10:57