杜氏さん、酒米の稔りをみて、ふれて

DSC_0324.JPG     快晴の空に残雪の鳥海(酒米の里金山にて 8月27日)

  久しぶりに、雨空が遠のいた8月26~27日、県内蔵元の杜氏さん達の「山形県研醸会酒米研究会」、県工業技術センター、アスクの17名ほどが、金山町、尾花沢市で作付されている酒造好適米品種「雪女神」を主体に田んぼを巡回し、その登熟状況を確かめ合いました。
 「雪女神」は、大吟醸酒の原料米であることから、8月の日照不足による登熟への影響が気になります。みんなの目は真剣そのもの。例年だと、穂は黄色味を増し垂れているのですが、今年は遅れています。生産者によれば、刈り取りも5日ほど遅れるのではとのこと。
 杜氏さん達が田んぼに入り、イネをみて、穂にふれて調査をする、そして生産者と杯を交わし交流を深める、この地道な姿勢が”山形の酒を醸す原動力”、このことを感じさせた2日間でした。
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 田んぼ巡回のスタートはアスク試験田の生育状況をみてから
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金山酒米研究会今田政男さんの雪女神(左)、丹 隆一さんの出羽燦々(右)圃場にて
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金山酒米研究会松澤信矢さんの雪女神圃場にて
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新庄もがみ酒米研究会ゆびきりげんまん、指村貞芳さん(左)、奥山 久さんの雪女神圃場にて
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尾花沢市高橋さん(左)、落合さん(右)の雪女神圃場にて
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金山酒米研究会、松澤、丹、今田さんを囲んで(金山町シェーネスハイムにて)

 

2017年8月28日 10:14