アスク試験田の生育状況(6月30日)

6月気象図.jpg  6月30日.jpg  生育図6月30日.jpg

 7月、山形はどんよりとした梅雨空ですが、今が盛りの紫陽花の彩に心が和みます。
 6月30日現在のアスク試験田の酒米の生育状況は、全般に遅れ気味ですが、6月下旬の気象が気温は平年並み、日照時間はやや多く経過したこともあって、回復してきました。
 また、県内はえぬき、つや姫の生育も平年比で草丈が82、84%と短く、茎数は96、97%の並み、葉数は-0.2、-0.3葉でやや遅れているとのことです(米づくり技術情報№5)。
 試験田、この指とまれの酒未来、羽州誉、龍の落とし子の田んぼは作溝を終え中干し中です。今後の肥培管理が穂肥です。タイムリ-な穂肥は、モミ殻を大きくし大粒に育て、タンパクをも下げます。高品質酒米づくり技術の中でもっとも大切なキーとなる対応技術です。

2017年7月 1日 10:47