大寒、品質調査終盤へ

DSC_1306 - コピー.JPG              雪の立石寺(山寺 1月17日)
DSC_1319.JPG 20日は大寒。二十四節気の一つで、一年で最も寒い時期とされています。その暦どおりに県南の米沢市の最低気温は今季最低の-10.5℃と冷え込みました。また、県内の積雪状況は、大蔵村肘折201cm、西川町大井沢130cm、尾花沢市86cm、金山町72cm、米沢市49cm、山形市22cmで、ここ数日の冷え込みの緩みで大分沈み込んだようです。最深積雪はこれからですので予断は許しませんが、間もなく光の春を迎えます。
 さて、県内外の生産者グループ、JA,蔵元からは沢山の酒米サンプルが集まってきました。現在、それらの品質調査に追われていますが、いよいよ終盤に入りました。調査データを取りまとめた結果は、29年の酒米作りの参考資料として逐次サンプル先へ送付しています。そして、2月に入れば今度は試験田の種子準備に入ります。
 このように、冬期間は毎年同じような作業と調査の繰り返しですが、そこからは毎年酒米作りの新たな知見が得られます。窓外の雪を眺めながら、望外の喜びを感じる時でもあります。
 

                     

2017年1月20日 10:27