山形の水稲作柄「やや良」(10月15日現在)

DSC_0763.JPG)作柄(10月15日.png 31日の早朝、山形は冷え込みました。初霜と初氷が観測され、いずれも昨年より12日早いとか。この冷え込みで、会社脇の花水木、ヤマボウシの並木の紅葉が一段と濃さを増して、冬間近を告げています。
 さて、東北農政局は28日、平成28年産の県内水稲の作柄概況(10月15日現在)について、予想される10アール当たり収量(単収)が608kgになると発表しました。平年を100とした作況指数は103で「やや良」となっています。県別の単収では長野県の624kgに次いで第2位です。
 今年は台風の影響はほとんどなく、全般的に好天に恵まれ、もみ数が平年に比べて「多い」こと、また、収穫期に雨が多く刈り取りは遅れたものの登熟の進みが「やや良」であることから、作況指数は前回の9月15日現在と比べ1ポイントアップしました。
 山形米は収量ばかりでなく、品質もアップ、価格も総体的にはアップしています。生産者のご努力が報われ、来年の米づくりが笑顔で迎えられるよう願っています。                

2016年11月 1日 11:18