アスク種子田、刈り取り進む

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酒造好適米品種「羽州誉」の刈り取り(9月10日)

 秋晴れに恵まれた9月11日、酒造好適米品種「羽州誉」の種子の刈り取りをしました。29年産用の種子となります。種子田には、この品種のほかに「はなの舞」、「キヨニシキ」、「龍の落とし子」、「改良信交」、「山酒4号(玉苗)」、「酒未来」が作付されています。
 刈り取りを一手に引き受けているのが「この指とまれ」の山口泰弘、平吹正直さんです。種子を手掛けて12年になります。晴れ渡った空の下で、種子用コンバインが軽快なエンジン音を響かせ、刈り取っていきます。
 一品種を刈り取るのに1時間ほどで終えますが、大変なのがその後のコンバインの掃除です。機械内にたまっているモミが次に刈る品種に混入しないよう、念入りな掃除は欠かせません。コンバインの掃除には半日も掛ります。このため一日に一品種、根気が入る仕事です。
 種子生産という面倒な作業を担う両君によって、厳正な種子と高品質の酒米が作られ、芳醇な酒が造られるのです。

2016年9月13日 11:27