アスク試験田の成育状況 4(7月10日)
アスク試験田は中干しを終え、田んぼには再び水が入りました。穂肥も施用しました。中干しで褪色した葉は緑が濃くなり、茎は硬く締まってきました。
7月10日の成育は、平年に対し、草丈は長く(図の黒実線)、茎数は並み(図の赤実線)、葉数の展開は1~2日早、そして葉色はSPAD値でプラス3.5と濃い状況です。
試験田周辺のこの指とまれの田んぼにも一斉に水が張られました。中干し中の7月上旬は、雨降りが続き日照時間が少なく経過したことから田んぼの乾きは十分ではなかったようです。
今夏はラニーニャの発生で平成22年のような猛暑が予想されています。この年は腹白状の心白が多く、品質は不良でした。暑さに負けない高品質の酒米づくりがこれからのポイントとなりそうです。
2016年7月11日 16:21