"ASK愛山"雨にも負けず

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雨の中、ASK愛山の原々種を調査   種子田をみる松本さん

 幻の酒米と呼ばれている”ASK愛山”、兵庫県小野市で酒米生産一筋に取り組む松本栄一さんの田んぼで育まれています。そこでは3年目を迎えたASK愛山の種子と酒造用米の生産が行われています。
 9月17日、激しく降り続ける雨の中で、ASK愛山の原々種5系統について丈を測って株間のバラツキが大きくないか、異株が混入していないか、などをチェックしました。ASK愛山の特徴でもある長い稈長は110cmほど、雨の中で、倒れまいと必死に持ちこたえているかのようです。昨年は早々と倒れましたが。
 本年からは、松本さん以外にも3名の方が作付しており、それらの田んぼをも見て回りました。いずれもきれいに揃い、倒伏せず、スックリと伸びた稲姿を見せていました。刈り取りは、10月下旬頃と見込まれますが台風が襲来しないこと、イノシシが荒らさないことを願っています。
 刈り取り時には、山形から稲刈り鎌、長靴など七つ道具を詰め込み、新幹線で現場へ向かうことになるでしょう。ASK愛山の故郷で厳正な種子を育み、米を作り、芳醇な酒を醸す、アスクの地道な取り組みは続きます。
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ASK愛山をイノシシから守る
 

 

2015年9月18日 13:49