"酒米の里金山"JGAP認証の審査に向けて

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青々とした田んぼが広がる”酒米の里金山”まとまった雨が欲しい

 酒米の里金山、青々と広がる田んぼ、酒造好適米”出羽燦々”をはじめ稲の生育は連日の好天にも恵まれ、順調に成育しています。でもこの天気、喜んでばかりはいられません。酒米の里に降る雨が今年は極端に少ないからです。降水量は、5月が平年の60%、そして6月、まだ梅雨入りもしていません。27、28日は曇り時々雨と予報されていますが、それでも平年の40%ほどにとどまるようです。JA金山酒米研究会GAP推進グループ21名の生産者からも、”田んぼの水は大丈夫だろうか”との一抹の不安の声が聞かれます。
 さて、6月24日の夕方、真っ黒に日焼けしたグループの面々がJGAP認証の審査に向けての研修会に集いました。メンバーそれぞれの自己点検後には7月下旬に全員の内部審査が、そして8月下旬には5名の維持審査が実施されます。21名のメンバーがGAP認証を受けて4年、5年目に向けての審査には余裕すら感じさせます。 研修会では、本年からカメムシ防除剤にネオニコチノイド系殺虫剤を使用しないこと、胴割れ粒の発生を軽減しさらなる品質向上を目指すことなどを確認し合いました。
 GAP認証、環境に配慮した米作り、さらなる品質向上、酒米の里を自認する研究会ならではの先進的な取り組みは続きます。
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JGAP認証審査に向けて挨拶をする松澤信矢会長とGAP推進グループ

2015年6月25日 10:56