アスク社員、恒例の田植えに爽やかな笑顔

DSC_0244.JPG 5月15日、アスク恒例の社員による試験田の田植えを行いました。ここ数日続いた強い風も治まり、絶好の田植え日和に恵まれました。これも、社員の日ごろの精進のたまものでしょうか。
 十四代高木酒造の高木顕統専務が忙しいところ駆けつけてくれました。カメラマンと一緒に。河合社長の激励の言葉を背に、一斉に田んぼへ。いつもなら早乙女たちの華やいだ歓声が響き渡るところですが、カメラを気にしてかいたって物静か。
 試験田に植えるのは、酒造好適米品種「羽州誉」、「龍の落とし子」、「山酒4号(玉苗)」、「酒未来」、
「改良信交」、「京の華」、「酒の華」の原原種(一番基になるタネ)です。タネの生産ですから他の品種と混ざらないよう、緊張感を持って、苗を一本ずつ丁寧に植え付けます。 試験田にはこのほかに、「美山錦」、「出羽燦々」、「出羽の里」などの県内で作付されている酒造好適米品種の成育や品質を調査する「特性比較試験」も設置されています。本試験では、6月10日から10日ごとに成育、収穫後は収量や品質の概況を酒米の作柄情報として本ブログから逐次発信します。ご活用ください。
 田植した苗は、5日ほどで根付き、8月初めには出穂、9月中ごろには収穫されます。その間4か月、品種の特性を維持するための観察や調査は欠かせません。
 田植え作業は2時間ほどで完了、試験田に建つ「米の山形酒の国」の看板をバックに、社員一同が決めポ-ズ。21期に向けての決意を新たに。
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2015年5月15日 13:07