山形、初夏の風物詩"薬師祭植木市"
初夏と呼ぶにはちょっと早そうな肌寒い10日、山形の風物詩の一つでもある”薬師祭植木市”へ出かけてきました。
植木市は、山形城主最上義光が大火で焼失した城下の緑化のために開いたのが始まりとか。400年以上もの伝統を誇る”薬師祭植木市”は大阪市と熊本市とともに、日本三大植木祭りの一つに数えられています。
この日は、母の日とあって色とりどりのカーネーションが沿道を彩り、今が盛りのツツジの鮮やかな紅白の色、格好よく剪定された松やキャラ、らせん状に形になったヒバなど、道行く人の目を楽しませていました。
でも、通りには屋台が軒を連ね、ヤキソバ屋さんの威勢の良い掛け声に、植木屋さんの売り声はかき消されていたようです。これも時代の流れでしょうか。
2015年5月11日 13:56