お釈迦様が仰臥?試験田からの月山
山形市郊外のアスク試験田から眺望する月山、お釈迦様の仰臥の姿?
山形市郊外の田んぼには一斉に水が入り、今、代掻きの真っ盛り、吹き渡る風になんとなく冷たさを感じます。昨日はダシ風が強く寒かった、一転して、今日は抜けるような青空が広がっています。
出穂したばかりの麦畑の緑と残雪の月山、山形で麦を目にするのは珍しく思わず一枚。アスク試験田からの月山、いつ眺めても見飽きませんが、”地元の皆さんは、田植え頃の月山を、お釈迦様が寝ている姿” と言い伝えています、とはこの指とまれの山口泰弘さん。
写真の電線がちょっと邪魔になりますが、そう言われればなるほど、左側の湯殿山が頭、そして月山山頂が腹、太鼓腹ですが。田植えが終わるころになると、目を閉じているように見えるとか。お釈迦様が横に寝ている姿が涅槃、仰臥している姿は何と呼ぶのでしょうか。
好天の下で、お釈迦様を仰ぎ見ながら、代掻きや田植えの作業に追われる日々が続きます。アスク試験田の田植えは15日を予定していますが、この日は、曇り時々雨とか、残念ながらお釈迦様は姿を見せないようです。
2015年5月11日 11:18