GLOBAL GAP認証"アスク稲作研究会"

             この指GAP1.jpg
   GLOBAL GAP 認証証書
P1030002.JPG アスク稲作研究会(この指とまれ、山酒4号研究会)は、GLOBAL GAP認証に向けて昨年の3月から取り組んできましたが、このほど、認証証書が届きました。一足早い桜の便りです。
 認証を受けたのは、本ブログにもたびたび登場します酒米生産者の山口泰弘(酒未来)さん、押野弘行(龍の落とし子)さん、そして奥山喜男(山酒4号)さんの3名です(右写真は、本審査を受ける山口泰弘さんと審査員)。
酒米づくりに忙殺されながらも、農薬保管庫の設置、作業者の整理整頓、研修会、記帳など、認証までのご努力に改めて敬意を表します。アスクも研修会の開催や内部審査など、全面的に支援をしてきました。とは言っても緒についたばかり、今後の活躍にエールを送ります。
 GLOBAL GAPについては幾つかのやらなければならないことがあります。一つは「安全な食品への取り組み」です。二つ目は農業による環境負荷を少なくする「持続的農業への貢献」です。三つ目は生産者自身の安全を確保する「農業労働者の安全」です。最後にもう一つが「動物福祉」です。これらにはそれぞれ基準が作成されています。
 GLOBAL GAP が認証されたと言っても、生産者が特別のメリットを受けるというわけではありません。一般に、頑張ってやれば「良く売れる、高く売れる」ことが期待されますが、GAPは、言葉は少し悪いかもしれませんが、生産の現場が「当たり前のことをやる」ということなのです。この「当たり前」がなかなか実行できないのも現実です。
 アスク稲作研究会では、この「当たり前」の酒米づくりをめざし、メンバー全員がGAP認証をめざし取り組みます。もちろん、アスクもさらなる支援を続けていきます。

2015年3月26日 12:16