秋田村生産者大会、絆より強く

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 2月27日、兵庫県のど真ん中に位置し、酒造好適米「山田錦」発祥の地でもある多可町で、第4回秋田村山田錦生産者大会が開催されました。秋田村?、本ブログでたびたび紹介していますが、秋田村は多可町中町の酒米生産者60数名が”秋田の蔵元に高品質の山田錦を”との熱い思いで作る田んぼの愛称名です。
 この日、村民から「秋田と山形から雪を連れてきたのとチャウカ」と揶揄されるほどの冷え込み。雪がちらつく中、村民、秋田県酒造組合、JAみのり、全農兵庫、多可町、アスクの関係者70名ほどが一堂に集いました(写真上)。
 大会では、秋田県酒造組合原料米対策委員長大井建史氏(天壽酒造)が取り組み状況について、JAみのりからは26年産秋田村山田錦は高品質で全量特等であること、そしてアスクからは村民全員のサンプル調査では、千粒重・玄米タンパク含有率とも4年間では最高の結果であったことなどが報告されました。
 この大会でいつも感じることは、”米を作る人”と”酒を造る人”が遠く離れてはいても、お互いが顔を合わせることで、その絆が年々強まっているということです。山田錦発祥の地で育まれた”秋田村山田錦”、今、秋田の酒蔵で、芳醇な香りを醸しています。春の訪れとともに新酒が出回ることでしょう。お楽しみに。
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雪がちらつく秋田村       秋田村山田錦は全量特等

 

2015年3月 2日 10:07