山形産米4銘柄、最高評価の「特A」

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 日本穀物検定協会は19日、平成26年産米の食味ランキングを発表、山形県産「はえぬき」、「つや姫」、「コシヒカリ」、「ひとめぼれ」の4銘柄がともに最高評価の「特A」に、米のオリンピックで一挙に4個の金メダルを獲得しました。
 「特A」は「はえぬき」が平成6年から21年連続、「コシヒカリ」が10年連続、「ひとめぼれ」が2年連続の10回目です。特筆されるのが「つや姫」です。本県でデビューしてから5年連続、さらに宮城県産が2年連続、島根県産も初めて「特A」にランクされました。また、「はえぬき」の21年連続は、新潟魚沼産「コシヒカリ」に次ぐ快挙です。
 昨年の米づくりは、8月日照不足に見舞われましたが、9月が好天気に恵まれ良く稔ったことが好評価につながったのでしょう。それにもまして、生産者や関係者が米どころとしてのプライドを持って、長年にわたる品種開発や、食味重視の米づくりに汗を流してきた成果でもあります。
 おいしい米を育む田んぼはいま、深い雪の中ですが、27年の米づくりは間もなく始動します。食味ランキングの朗報をバネに。
 

2015年2月20日 10:42