大雪にも"光の春"を感じて

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雪に埋まった寒河江ダム と大井沢の集落(2月1日)

 一枚めくった暦には、節分、立春、雨水など、春到来を告げる季節の言葉が書き込まれています。でも、山形県内では、大雪で交通がマヒしたり、除雪作業に追われる日々が続いています。
 県内の積雪状況(2月1日)は、大蔵村肘折307cm(平年241cm)を最高に、西川町大井沢285cm(183cm)、小国町195cm(119cm)、金山町172cm(96cm)、米沢市166cm(62cm)、山形市45cm(28cm)などとなっています。いずれも、平年の積雪を大きく上回っています。電線に届くまでになった雪の壁、雪にすっぽり埋もれた集落、訪れた西川町大井沢の雪景色に驚くというより恐怖感すら覚えました。例年、積雪深が最高になるのが2月中旬、山形はまだまだ厳しい冬が続きます。
 それでも吹雪の晴れ間に差し込む光に明るさを感じるようになりました。2月をロシアでは、”光の春”と呼ぶそうですが、言い得て妙、さあ、”タネの準備をそろそろしなくては!”。

2015年2月 2日 11:10