秋真っ盛り、
夜半に強い雨をもたらした台風19号が去り、山形に青空が広がってきました。収穫を迎えているラ・フランスやりんごへの被害もなく、一安心しています。さて、忙中閑あり、この連休中に山形の秋を探訪してきました。
10月10日、晴れの確率が最も高いと言われていますが、それに誘われるまま、月山に登ってきました。麓から登り始めるるとそこは燃えるような紅葉、紅と黄色が織りなす鮮やかな自然の美に、いつ登っても疲れが癒されます。ところが、頂上に近づくにつれ、濃いガスと立っていられないほどの強い風に行く手を阻まれます。五里霧の中、月山神社にようやく到着しましたがすぐに下山、往復5時間の月山ならぬ「ガス山」登山でした。
一転して、11,12日は抜けるような青空が広がりました。刈り取りを終えた田んぼには、杭掛けの稲束が光に映え、一直線に引かれています。なかでも、日本棚田百選の朝日町椹平(くぬぎだいら)では、描かれた幾何学模様に深紅のりんごが色どりを添え、収穫の秋真っ盛りをも満喫できました。
月山の紅葉と棚田の秋を紹介しましょう。
月山の麓は今が紅葉真っ盛り、頂上は濃い霧と強風にかすむ
秋の日差しを浴び、杭掛けの稲束が一直線に伸びる(天童市寺津)
日本棚田百選の朝日町椹平、棚田に深紅のリンゴが映える
2014年10月14日 11:00