朝霧の中"酒米の里金山"

 P1020699.JPG P1020704.JPG 
朝霧に覆われた酒米の里(金山町上台から)   出羽燦々の田んぼを見る松澤会長 

 山形県の北に位置する中山間地”酒米の里金山”、朝方、急に冷え込むこの時期に発生するのが朝霧です。15日の最低気温は10.6℃まで下がり、濃い朝霧が金山をすっぽりと覆いました。
 酒米研究会松澤信矢会長は、会員のトップを切って酒造好適米”出羽燦々”を13日から刈り始めましたが、この日は霧が晴れる昼頃まで待たなければなりません。でも13日に刈り取ったものは検査で特等とのこと、これから刈るのも品質は良好と見込んでいます。
 出穂後の日照不足による影響が懸念されましたが、9月に入ってからの天気の回復と、今週いっぱいは好天が続くと予報されていますので、本年産金山”出羽燦々”は高品質が期待されます。
 酒米の里はこれからが稲刈りの本番、霧の晴れ上がった青空の下で、田んぼは賑わいを見せます。

 

2014年9月16日 11:34