田んぼにはもう秋の気配が
山形の夏の彩り、花笠まつりが終わりを告げるとともに、一気に秋の気配が感じられるようになりました。朝方は20℃前後まで下がり、肌寒さでつい目が覚めます。日中も最高が30℃に達せず、今日も28℃、午後は雨と予報されています。ここ数年続いた猛暑とは様変わりの天気です。
イネの稔りにとって、８月の天気は、最低気温が20℃、最高が30℃、そしてカンカン照りが最高です。ところが今夏は出穂した８月第２半旬（8/6～）から、日照時間は平年の50％と少なく推移しています。この期間の日照の多少は、心白の発現や粒の大きさなど、酒米の品質にも影響します。日照不足が品質にマイナスにならなければよいのですが。
あと10日間はカンカン照りが続いてほしい、秋めいた風に爽やかさを感じながらも、この指とまれが汗する田んぼのイネ達はそう願っているかもしれません。
龍の落とし子：須藤久仁夫さん(左）、押野弘行さん（右） ８月14日
羽州誉：平吹正直さん 山酒4号：山口泰弘さん ８月14日
酒未来：山口浩伸さん（左）、山口泰弘さん（右） ８月14日
2014年8月15日 11:44
