アスク試験田から 2(6月30日の成育)

          )気象図(6月.jpg6月30日成育(平26).jpg            
 早いもので、今日は今年の折り返し点、夏至が過ぎ心なしか夕暮れが早まったような気がします。
 6月の気象は、気温は平年より1.6℃高く、日照時間は平年比108%と多く推移しました。アスク試験田のイネは田植えして45日目、成育初期は天気に恵まれて経過しました。6月30日現在の成育は、草丈は若干低いものの、茎数は平年比113%、葉数は0.6枚多く、また、葉色は濃いという状況です。前回の本ブログでは試験田の成育が少し元気がないと紹介しましたが、この10日間で平年を凌駕するまでに回復しました。イネの逞しい生命力には驚かされます。
 この指とまれグループの羽州誉、龍の落とし子、酒未来の成育も進んでいます。このため、例年以上に作溝・中干しによる生育調整とタイムリーな穂肥の施用が大切になります。7月の米づくりのポインです。 

2014年7月 1日 10:42