イネの逞しい生命力に注目

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 山形の味”さくらんぼ”今が旬             アスク種子田の成育は順調(酒未来)
 

 早いもので明日21日は夏至、山形の旬の味”さくらんぼ”佐藤錦が最盛期を迎えています。本年産は、好天に恵まれ、特別においしいとのこと。この週末はサクランボ狩りで、観光果樹園は賑わうことでしょう。
 イネの成育も順調に進んでいます。アスク種子田の酒造好適米”羽州誉”、”龍の落とし子”、”改良信交”、”酒未来”、”山酒4号(玉苗)”の緑が、梅雨休みの空の下に一面に広がっています。いつ見ても清々しさを感じます。
 それに比べ、ちょっと元気ないのがアスク試験田に苗を一本ずつ植えた酒造好適米品種です。今日(6月20日)の成育調査によれば、草丈、葉数は平年並みですが、茎数は6月10日同様、依然として少なく推移しています。とくに、茎数は過去9年間ではもっとも少ないのです。田植え後の気象経過をみれば、経験上からは、草丈、茎数は平年をかなり上回る、と思っていたのですが。 
 イネの成育が抑制されている理由、それは除草剤の散布後に最高気温30℃以上が10日間も続いたことに関係あるのでないか?。判然とはしませんが、元気づけにとりあえずN成分で1.5kg/10a追肥しました。 
 でも昔からいうではありませんか、「青田と子供はほめられぬ」と。イネの逞しい生命力に注目しています。”

2014年6月20日 13:48