暑さ続くけど今年は冷夏？
畦畔の草刈り（山口泰弘さん）、育苗箱洗い（平吹正直さん）の作業に追われるこの指とまれ
全国的に暑さが続いています。山形も５月28日から6日間真夏日が連続、今日（3日）も最高気温30℃と予想されています。でも、真夏の暑さとは異なり、最低気温が15℃、湿度が50％前後なので、田んぼに入って調査をしていても吹く風に爽やかさを感じます。
アスク試験田で育つ酒米は、水中で葉を涼しげにそよがせています。田植え時に3葉だった苗は5葉になり、順調な成育ぶりを示しています。これからは、茎の数が増え始め（分げつ）、一段と逞しくなります。
酒米の生産に取り組んでいるこの指とまれグループは、田植えを終え、ほっとする間もなく畦畔の草刈りや育苗箱洗いの作業に追われています。
ただ、気になるのが気象庁の長期予報、エルニーニョ現象の発生で、冷たい夏が予想されています。”冷害は忘れた頃にやってくる”、杞憂に終わることを願っています。もし、冷害が現実のものになっても、この指とまれの面々は、乗り切ってくれるでしょう。これまでの酒米づくりで培った腕で。
2014年6月 3日 11:00
